出前講義

医薬品・化粧品開発と動物実験
〜生命倫理を考えてみよう〜

皆さんが使っている薬の効果や安全性はどのように調べられているのでしょうか?実は、動物実験のデータを参考にしています。しかし、動物も人間と同じ命であり、動物を使わない実験に置き換える努力が必要です。
この授業では、医薬品や化粧品など、身の回りの化学物質の開発の現状や動物実験の替わりになる実験について紹介します。生命倫理や未来の生命科学の在り方を一緒に考えてみましょう。

【教育関係者の皆様へ】
日本動物実験代替法学会は、動物実験の適切な施行の国際原則である3Rs(Reduction(使用動物数の削減)、Refinement(動物に対する苦痛軽減)、Replacement(動物を用いない代替法への置換))の推進と普及を目的とし、研究、開発、教育、調査等を行う学術団体です。
動物実験は現在の生命科学に無くてはならないものですが、実験動物にも生命の尊厳が備わっており、動物実験に替わる手法の開発が求められています。実際、欧州では動物実験をした成分を含む化粧品を販売することができません。身の回りの化学物質の開発を支えている背景を知り、考えることは、生命倫理に関する良い教育の機会となると思います。生命科学を志す理系学生だけでなく、これら化学物質を使用する多くの学生に、ぜひ考えてみてもらいたいと願っています。当学会に所属する国内の大学・企業の研究者が対応いたします。
対面やオンラインだけでなく、あらかじめ録画した動画を授業中に再生して学んでいただくことも可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

対象学年教科
高校1年生
高校2年生
高校3年生
特別支援学校
理科
道徳
総合学習
テーマ費用
道徳・倫理無料
対象人数所要時間
~300人30〜90分程度※応相談
必要機材対象地域
対面の場合
・プロジェクター
・スクリーン
・マイクなど
関東
北海道・東北
中部
近畿
中国・四国
九州
オンライン
開催期日申込期日
平日・土曜日・日曜日・祝祭日開催希望日の2ヶ月前まで

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