日本動物実験代替法学会総務委員会
日本動物実験代替法学会では、学会設立の趣旨「動物実験の代替法に関わる研究・開発・教育・調査などを推進し、その成果の普及を行う」に沿って毎年、研究助成を行っております。今年は、下記の要領で募集を致しますので、多数の学会員からの応募を期待しております。
- 記 -
1)研究内容
上記の学会趣旨に沿うものであること。
2)申請者資格
本学会員
3)助成金額
予算総額は100万円程度。
研究実施に対して適切なものであれば使途を厳密には問わない。
4)研究助成応募の選考基準
以下のa~eに沿って、賞等選考委員会にて審議し、原則1件を選考する。
動物を使用する場合、「使用数の削減」と「苦痛の緩和」に関する具体的な記述が無いものは、大幅に不利になることをご了解下さい。
a. 研究目的が学会の趣旨および動物実験代替のための3つのRに沿ったものであること。
・動物実験の置き換えにつながるか(Replacement)
・使用動物数の削減につながるか(Reduction)
・動物実験における動物の苦痛の軽減など、動物実験の質的向上につながるか(Refinement)
b. 研究方法が学会の趣旨に適合していること。
・動物を用いる場合には使用数が適切であるか。
・動物に不必要な苦痛を与えていないか。
c. 研究内容が科学の発展に寄与するもので、学問的な面白さがあること。
d. 目的とする成果が得られる可能性が高いこと。原則として単年度の支援であり、支援期間内に当初予定した成果が得られることが望ましい。
e. 原則として、同一個人に二年連続しての助成は行わない。なお、極力若手研究者を優先するものとする。
5)応募書類の様式
A4版に10.5 pt程度の文字、1ページ当たり35行程度で、以下の各項目について記述すること。
第1ページ;
1. 申込者氏名
2. 生年月日
3. 年齢
4. 所属
5. 連絡先(郵便番号・住所・電話番号・FAX番号・電子メールアドレス)
6. 学位および取得年月日
7. 現在の専門
第2および3ページ;
8. 研究課題
9. 研究経費の総額およびその内訳(簡潔に)
10. 研究目的
11. 研究計画
第4ページ
12. 研究業績(最近5年間の主要なもののみ)
6)助成研究者の義務
助成対象研究について、2015年に開催される日本動物実験代替法学会大会にて発表を行っていただきます。また、同じく2015年の12月末までに総務委員会を通して研究成果の要旨を学会長に提出していただきます。さらに、論文としてAATEX誌に2016年の3月末までに投稿し、採択された場合には別刷りを総務委員会に提出していただきます。なお、発表、論文投稿にあたっては、本学会助成金の支援を得た旨を明記してください。以上の義務を果たさない場合には、助成金の返却を求めることがあります。
7)送付先
〒244-0812
横浜市戸塚区柏尾町560
ポーラ化成工業株式会社品質研究部品質開発室
担当者:西住圭治 (にしずみ けいじ 日本動物実験代替法学会 総務委員会)
TEL:045-826-7223 FAX:045-826-7253
e-mail: k-nishizumi@pola.co.jp
Word添付ファイルを電子メールにて送信するか、書類を郵送にてお送り下さい。
8)締め切り
2014年8月31日(日)
郵送の場合は同日の消印有効。
締め切りを過ぎたものは審査の対象外とする。
受領を確認次第、担当者より電子メールでその旨をお伝えします。7日以内に受領告知がない場合にはお問い合わせ下さい。
9)審査および交付のスケジュール
募集締め切り後、賞等選考委員会にて審議し、交付推薦者を決定します。その後必要な手続きを終え、11月下旬までに補助金を交付します。
10)問い合わせ先
送付先に同じ。ただし、なるべく電子メールまたはファックスを利用してください。