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第15回(令和6(2024)年度) 日本学術振興会 育志賞受賞候補者の推薦について

日本学術振興会から大学院博士課程の学生に対する育志賞のご案内が以下の通りございました。

上皇陛下の天皇御即位20年に当たり、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として、平成21年に上皇陛下から御下賜金を賜りました。

このような陛下のお気持ちを受けて、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士課程学生を顕彰することで、その勉学及び研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的として、平成22年度に「日本学術振興会育志賞」が創設されました。

この度、下記のとおり、第15回(令和6(2024)年度)を実施されますので、一般社団法人 日本動物実験代替法学会においても若手研究者を推薦したいと考えております。当学会員で受賞候補者となる方の推薦を公募したく宜しくお願いいたします。 なお、日本学術振興会は、これからの社会における学術の発展には多様性、とりわけ女性研究者の活躍が非常に重要であり、日本においてはこれが喫緊の課題であると考えています。一方で我が国全体の現状を見ると、分野によってジェンダーバランスは異なりますが、研究者全体に占める女性割合は低い水準にとどまっております。女性候補者の積極的な応募もしくは推薦をお願いいたします。

1. 対象分野

人文学、社会科学及び自然科学にわたる全分野

2. 対象者

以下の①②の条件を満たす者を対象とします。

なお、推薦に当たっては、論文等の業績のみにとらわれず、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な者、経済的に困難な状況や研究施設が必ずしも十分ではない等の厳しい研究環境の下でも創意工夫を凝らして主体的に研究を進めている者など多様な観点から推薦いたします。

① 我が国の大学院博士課程学生(海外からの留学生を含む)であって、令和6(2024)年4月1日において34歳未満の者で、令和6(2024) 年5月1日において次の1) から4) のいずれかに該当する者

1) 区分制の博士後期課程に在学する者

2) 一貫制の博士課程3年次以上の年次に在学する者

3) 後期3年のみの博士課程に在学する者

4) 医学、歯学、薬学又は獣医学系の4年制博士課程に在学する者

※ 5月1日に休学中の者については、11月1日までに復学を予定している場合には、推薦できます。この場合は、令和6(2024)年11月1日において、1) から4) のいずれかに該当する必要があります。

② 大学院における学業成績が優秀であり、豊かな人間性を備え、意欲的かつ主体的に勉学及び研究活動に取り組んでいる者

[当学会推薦を受けるための要件]

・推薦を受ける者は、日本動物実験代替法学会の学生会員であること

・推薦を受ける者の指導教員が正会員もしくは会員登録中であること

・日本動物実験代替法学会における過去の年次大会にて、一般演題で発表した者、または、Alternatives to Animal Testing and Experimentation (AATEX)の筆頭もしくは共著者として掲載された者

3. 受付期間

令和6(2024)年4月15日(月)~4月30日(火)締切

(締切後、当学会学術委員会による選考を行います。)

. 応募書類

日本学術振興会 育志賞HPの必要書類をご確認ください。

https://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/yoshiki.html

育志賞に必要な提出書類をもって当学会 学術委員会にて選考を行います。

4. 授賞等

日本学術振興会が設置する選考委員会において16名程度選考し、受賞者には、賞状、賞牌及び副賞として学業奨励金110万円を贈呈されます。

当学会学術委員会で選考し、2名まで理事長が推薦いたします。

(ただし推薦が男性のみの場合は1名まで)

5. 推薦権者

一般社団法人日本動物実験代替法学会 理事長 板垣宏

6. 問い合わせ先

〒112-0012 東京都文京区大塚5-3-13

ユニゾ小石川アーバン4階(一社)学会支援機構内

一般社団法人日本動物実験代替法学会 事務局(事務担当:佐々木、柴田)

TEL 03-5981-6011/FAX 03-5981-6012, Email: jsaae@asas-mail.jp