2023年1月31日および2月1日にwebで開催されたInaugural International Scientific Conference of the Society for Alternatives to Animal Testing in Sri Lanka において、JSAAEシンポジウムを企画し、以下の本学会会員の講演がありました。日本の代替法モデルの進捗というテーマで、まず花王のYi-Ting Lai氏よりOECD TG491短時間曝露法の開発について紹介がなされ、東海大学の木村啓志教授より、AMED-MPSプロジェクトの中での成果が報告されました。最後に小島肇(国立衛研)との共同座長でもある国立衛研の諫田泰成部長より、iPS細胞を用いた神経毒性評価についての講演がなされました。
スリランカの学会は2021年に設立されたばかりであり、今回が学会として初めて国際会議主催となります。なお、折からのスリランカの経済危機を考慮し,理事会の決議を経て,特例として本シンポの開催に対して500€を補助しました。JSAAEとしては、今後もアジアの代替法開発を支援して参ります。
https://saat.lk/event/inaugural-international-scientific-conference